【MEL基本】3時限目 MELファイルの作り方

前々回記事で簡単なスクリプトをカスタマイズして、スクリプトエディタで実行しましたが、
今回は、スクリプトエディタで書いたスクリプトを、拡張子.melのファイルにする方法です。
プロシージャー化

スクリプトの一番上の行に
global proc ()
を追加し、procの後()カッコの手前にmel名にしたい文字を書き込みます。

他のMELやコマンドとかぶらないように注意してください。
名前がかぶっているMELやコマンドがあると、最悪Mayaの機能が正常に動作しなくなります。
(そうなった場合はscriptフォルダから消して再起動してください。)
このブログにあるMELの頭にAriが付いている最大の理由はこの、かぶらせないようにするためです。
Ariが頭についているコマンドやMELはめったに無いだろうと・・・。
()の後の行は{ }でスクリプト全体が囲む必要があります。
前回のスクリプトはすでに{}で囲まれているので、確認してください。
この状態にすると、スクリプトエディタでテンキーエンターしても実行されないので注意です。
※実際には実行されてますがうんたらかんたら・・・今は関係ないので端折ります。
テキストファイルを作成
メモ帳などでテキストファイルを作成して、書いたスクリプトを全部コピー&ペーストします。

テキストファイル名を先ほど一番上に書いた名前にして、拡張子を.melにします。
(拡張子の表示方法などは大丈夫ですよね?)

以上で完成です。
他のMEL等と同等に扱えるか試してみてください。
【Maya基本】MELの追加と実行方法
【Mayaあるある】登録せずに手っ取り早くMELを試したい
1時限目 ボタンで機能を実行するMELを書く
2時限目 コマンドとフラグについて
3時限目 MELファイルの作り方
4時限目 UIを横に並べる&アイコンボタンの使用方法
5時限目 Windowコマンドについて
6時限目 ボタンで複数行のコマンドを実行する
MEL基本カテゴリ
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