【MEL】頂点 UV オブジェクト座標を四捨五入


![]() | AriRoundOffPosition |
頂点、UV、オブジェクトの座標に端数がある場合、それを探して選択、更に四捨五入して端数を無くせます。
四捨五入というか正確には 1 や 0.5 など任意の数値で割り切れない数値を、割り切れる近いほうの数値にする感じです。
追記: 2015/07/22 修正 許容桁の値をウィンドウを閉じても保持するようにしました。
使い方と各機能
まず頂点、UV、オブジェクトどれに対して行うか選びます。

頂点はワールド座標で、オブジェクトはアトリビュート値に対して実行します。
次に端数になる基準値を決めます。
四捨五入とは言っておりますが、この値の倍数になっていないものを探索するので、0.5などもありです。

左右ボタンで小数点の位置を移動させられます。(0.1倍 10倍)
OFFにすることで端数になっていても特定の座標を無視できます。

あまり気にしなくていいですが、
Mayaはいくら数値を入力しても小数の深いところにいくと、微小の数値が入ってます。それを無視する桁です。

「Get」ボタンで端数になっている頂点やオブジェクトが選択されます。

「RoundOff」で四捨五入した場所に移動されますが、
移動範囲(%)で数値を入れておくと、パーセント計算された距離より遠いものは移動されません。
移動されたものは選択解除されますが、端数なのに1軸でも移動されて無い軸がある場合選択が解除されません。
(Y軸は近いから動いたけど、X軸は遠いから動いてない等。)

移動頂点選択解除のチェックを外すと移動したもも選択が解除されません。
100%にすると問答無用ですべての頂点が移動します。

よろしければこちらからどうぞ。
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つぶやき
四捨五入って英語で round off らしい。
追記:
これスナップって名前にすればよかったですかね。
数値の切り捨て四捨五入ことばかり考えてて、やってることがスナップであることに気付かなかったという…。
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