【Maya新機能】接続ツール

Maya2014から搭載されているモデリングツールキットの「接続(Connect)」というツールの検証をしてみました。
もう2016も出てるのに検証というのもなんですが、今まで使用していなかったツールなので。
「エッジループの挿入ツール」(Insert Edge Loop Tool)で自動完了をOFFにしたときに近いですが、一度に複数選択ができるのと、選択と選択解除を何度でもやり直せるのがかなりいい感じに思えます。
※Maya2015での検証です
接続(Connect)ツールをアクティブに
「接続」ツールを使うには、まず編集したいオブジェクトを選択し、
モデリングツールキットから、「接続」(Connent)ボタンを押します。

基本操作
コンポーネントの選択と選択の解除を行うのが基本のようです。
■エッジ単体選択
エッジ一つを選択した場合エッジループが挿入されます。

■エッジ複数選択
2本以上選択するとループは解除され、隣接したエッジをつなぐようにエッジが挿入されます。

とにかく隣同士がつながるので、矩形選択すると面白いです。

隣接エッジが複数ある場合どちらかにつながるので、任意に引きたいエッジがあるのであれば、
行かせたくないほうのエッジを解除すればいいと思います。

最初に紹介したGIF動画もたくさん選択してから、選択解除で自分の引きたい方向に誘導している感じです。
ちなみにこんな感じには引けませんでした。
貫通しないと駄目みたいですね。

考えてみたら、貫通しないと後の説明のセグメント増えたときつじつまあわなそうですね。
■マルチコンポーネント選択
エッジだけでなく、頂点やフェースでも機能します。
モデリングツールキットを選択を「マルチコンポーネント」にしてあると、こんな接続もできます。

接続オプション
接続オプションの数値を変えることで、次のような結果が得られます。

■セグメント(Segments)
接続されるエッジ数が変わります。

■スライド(Slide)
エッジ全体がどちらかの端に寄ります。

■つまむ(Pinch)
エッジが両端か中央に寄ります。

■数値の横のチェック
チェックが付いているところの数値を、中ボタンドラッグで変化させられます。

数値を直接入力する場合チェックの位置は関係ないようです。
あとは、Maya2016も出ているのにMaya2014からある機能を新機能というのもどうかと思いますが、カテゴリーを整頓するまでは誰がなんと言おうと新機能です!!
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