【Mayaあるある】Maya再インストールやPC買い替え時のライセンス移行

MayaやPCの調子がわるくてMayaの再インストールが必要な場合や、別のPCにMayaを移行したいとき、Mayaのスタンドアローンを使用しているのであればライセンス移行が必要になります。
その手順をメモっておきます。
Maya2010以降でバージョンだけの違いであれば、似た操作かと思いますが、
LTや、学生版とは異なると思いますのでご注意ください。
私の場合使用しているパソコンがブルースクリーン多発するようになってしまい、色々策を試してみましたが私の力ではどうにもならなくなり、その対策自体でも色々ぐちゃぐちゃになってしまったようなので、OSをクリーンインストールすることにしました。
不安定ではあるもののそれなりに操作はできるので、フォーマットする前にライセンス移行の必要なソフトは手続きを行いました。その操作のメモです。
Autodesk IDの確認
ライセンス以降にはAutodesk ID の登録が必要です。大体はユーザー登録を行ったときに作ってあると思います。
https://accounts.autodesk.com/ ここでサインインできるかの確認や、アカウントの作成ができます。
(登録済のユーザーIDに自信がない方。普通は登録したメールアドレスの@以降がつかないものがIDになっているかと思います。)
ライセンスのエクスポート
Autodesk Maya 2015 windowsの場合
・すべてのプログラム > Autodesk > Autodesk Maya 2015 >License Transfer Utility
・Sign In...ボタン
・ユーザーIDとパスワードを入力してサインイン
ログインして進めると次のような画面が出てきます。

□ Make the license available as a public import.
はおそらくこのライセンスを別のユーザーIDで使用できるようにするものなので、普通はつけなくてOKだと思います。
Exportで進めると、後はメッセージに従って進めるだけエクスポートが完了します。
これでMayaは起動できなくなります。
必ずこのライセンスエクスポートを完了させてから、Mayaのアンインストールや、HDDのフォーマットなどの作業を行ってください。
ライセンスのインポート
新しい環境などにMayaをインストールする際ですが、一ヶ所注意が必要です。
体験版として使用するか、登録情報(シリアル番号)を入力するか選ぶところが出てきますが、
この製品を 30 日間の体験版として使用 を選択したほうがよさそうです。

ここでシリアル番号入力してしまうと、先ほどエクスポートしたライセンスをインポートすることなくMayaが使用できる状態になってしまい、ライセンスの2重取得になってしまうようです。
インストールが完了したら、エクスポートの手順と同じで、
・すべてのプログラム > Autodesk > Autodesk Maya 2015 >License Transfer Utility
・Sign In...ボタン
・ユーザーIDとパスワードを入力してサインイン
後はメッセージに従うことで、インポートができます。
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