【MEL】FBXやOBJをオブジェクト名で複数簡単出力

![]() | AriFBXExporter |
オブジェクトを FBX や OBJ へ最小限の操作で出力します。
ファイル名はオブジェクト名(前後に文字付加可)にし複数出力もできます。
複数出力は、Maya標準のゲーム エクスポータ (Game Exporter)でも可能ですが、
登録なしにサクサク出力したいときに使えます。
起動
MELを入手しMayaに登録後 AriFBXExporter を実行すると、ウィンドウが表示されます。

※MELはこのページ下方で入手できます。
※MEL登録実行方法はこちら
出力オブジェクト選択
出力したいオブジェクトの親を選択しGetボタンを押すと、ウィンドウのリストに追加されます。

オブジェクトを選択した状態で、MELを起動してもこの状態になります。
出力形式選択
fbx, obj, ma(Maya ASCII), mb(Maya Binary) から出力したい形式を選択します。

出力ディレクトリ指定
出力したいディレクトリをテキストフィールドで指定します。

テキストフィールドは直接書き込むこともできますし、ボタンで指定することもできます。
Proj: 現在のプロジェクト
Scene: 現在のシーン
のパスにテキストフィールドが書き換わります。
[..]ボタンはダイヤログウィンドウが開きます。開かれたダイヤログウィンドウでフォルダを指定してください。

先頭または後尾に文字列追加
先頭または後尾に文字列追加が必要な場合、Prefix Suffix のフィールドで文字列を追加できます。
Prefix: 先頭
Suffix: 後尾

出力パス確認
リストのフィールドで出力されるパスとファイル名(フルパス)が確認できます。

ファイルが既に存在する、存在するファイルが読み取り専用の場合はアイコンが表示されます。

リロード
Getボタンで取得したオブジェクトを再び取得します。
Get時のオブジェクトが存在しない場合リストから除外されます。

Get時からオブジェクト名が変更されていても存在しないものとして除外されます。
出力
Exportボタンで出力します。
その際存在するファイルは上書き、
読み取り専用ファイルは出力されずスキップされます。

出力設定はMaya標準の書き出し機能で最後に出力した設定など、Mayaに現在保存されている設定で出力されます。
ダウンロード
ダウンロードはこちらから
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つぶやき
FBX複数出力はゲーム エクスポータ (Game Exporter) でもできるので、公開は見送っていましたが、
ゲームエクスポータで事前準備をしっかりするレベルじゃない出力を行うケースも結構あるんじゃないかと思い、公開用にしっかり作り直してみました。
OBJの出力もできますし…。
あと、簡単なソース追加で ma と mb の出力もできたのでおまけでつけましたが、実作業で使ってないのでエラー出ないことを祈ります。
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