【MEL更新】〇個飛ばしで選択ツールをフェースに対応 他

![]() | AriSelectLoopRing |
エッジのリングやループ選択を〇個飛ばして選択するツールの更新です。
いままでエッジだけのツールでしたが、フェースに対応しました。
また、〇個飛ばしを使用した際、非選択と非選択の間にある選択の個数を指定できるようにしました。
おさらい
エッジを選択し、
Repeatで選択する回数を指定、
Jumpで飛ばす数を指定し、
Select Edge Ring ボタンを押すと、設定した通りにリング選択されます。

上のLoopの方で行うと、ループ選択を〇個飛ばしで選択できます。
というのが更新前の主な機能です。
更新
フェース対応
フェース選択でも行えるようにしました。

フェース選択は矩形選択のみで有効です。

矩形の縦横個数を認識し、
Ringは個数の多い方向、Loopは個数の少ない方向へ選択拡張を行います。

距離じゃなく個数です。長いからRingというわけではないです。

同じ個数の時はどっち方向がLoopになるかRingになるかわかりません。
実行してみて意図した方向ではない場合、Undoをして、別の方向を選んでください。

距離を調べてRingにするとか実装出来たらよかったかもしれませんね。
後日考えます。
エッジの連続選択
今まで選択1本単位での拡張しかできませんでしたが、
エッジも、選択状態の本数を読み取り、
非選択と非選択の間に、複数本数の選択もできるようにしました。

制限
ちょっと複雑なこともしているので、処理するエッジが多いと、重くなり固まってしまうので、
デフォルトでは500エッジで制限しています。

処理数を増やしたい場合、Maxの項目の値を増やしてください。
フェース選択の場合、外周エッジでの換算になります。
500エッジ以内でも選択のパターンによっては数十秒固まってしまうことがあります。
スクリプト名変更
AriSelectLoopRing
に変更しました。
変更前は、
AriSelectEdgeLoopRing
でした。エッジだけではなくなったので、名前からEdgeをなくしました。
その前は、
AriSelectEdgeRing
でした。計2回変更してます。
ダウンロード
ダウンロードと詳細はこちらからお願いします。
【MEL】エッジループとエッジリングを〇個飛ばしで選択
つぶやき
なんとなく思いついたので、実装できるかどうかわからないまま、コード書きながら考えてみるか…と、思って書き始めたら、
ソースコードが結構複雑になっちゃいました。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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