【MEL更新】回転値を親に転送

![]() | AriSetPivot |
ピボットの位置設定や、他のオブジェクトに回転値を転送するスクリプトの更新です。
オブジェクトの回転値を親に転送&統合する機能を追加しました。
オブジェクト自体を回転してしまったけれど、やはり親グループを回転させればよかった…。みたいなときに使えると思います。
おさらい
ピボットの位置をオブジェクトや選択範囲のMaxMin中心に設定したりできるMELです。
マニピュレーターの表示されている位置をピボットにすることや、その位置へ移動したりすることもできます。

詳細
少し前に、回転値を転送できる機能を追加していました。

詳細
更新
回転値を親に転送
Orient内の
Pivot ボタンを 右クリックすると現れる、
Set Parent Pivot をクリックすると、
選択したオブジェクトの回転値を親に転送します。

一つ上の階層の親オブジェクトに、回転値を転送します。

選択したオブジェクト自体の回転値は0になります。
親に回転値が入っている場合、統合されます。

注意
親オブジェクトにスケールが入っているとおかしくなります。
子に転送
逆に子に転送したい場合は、親グループから外に出して親グループをフリーズしてください。
バグ修正
選択の順番で親に回転値を転送しようとすると、エラーになっていたのものを修正。
他、怪しい挙動を修正。
ダウンロード
詳細とダウンロードはこちらからお願いします。
【MEL】ピボットをマニピュレータの位置にする等のピボット制御
つぶやき
メニューはあまりごちゃごちゃさせたくないので、右クリックで出るメニューもいろんなところで使っているのですが、この記事読まないと絶対気づかないですよね。
そこが少し悩みどころです。実質隠し機能。
きちんと読んでくださった方ありがとうございます。
tag : Maya, MEL更新, モデリング, 数値設定, AriSetPivot,
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