【MEL】Shape名をデフォルトにリネーム

![]() | AriRenameShapeDefault |
Transformノードの直下にShapeノードが存在する場合、そのShape名はTransform名を変更すると自動的に変更されます。
しかし、Shapeノードを直接リネームしたり、インスタンス状態にあるTransform名を変更することで、
Transformノードを変更しても、Shape名が変更されないどころか、おかしな長い名前になってしまうことがあります。
そのように、おかしくなってしまったShapeノードを正しくリネームするツールです。
デフォルトに戻すというよりTransformノード名を参考にShape名を付けなおす仕様です。
使い方
任意ノードのリネーム
Transformオブジェクト選択してAriRenameShapeDefaultを実行すると、
子のShapeノードをTransform名を元にリネームします。

リネームされたものは選択状態になり、それ以外は選択が解除されます。
※アウトライナでShapeノードを表示するには、アウトライナ上のメニューの
ディスプレイ > シェイプ (Display > Shape) のチェックをONです。

全Shapeノードのリネーム
Transformを一つも選択せずAriRenameShapeDefaultを実行すると、
シーンにあるすべてのTransformノードに対して、処理を行います。

ログ
Maya右下のメッセージが出るフィールドに、いくつリネームしたか結果が表示されます。

スクリプトエディタで、リネームしたもののログが確認できます。

リネームの法則について
0の処理
Maya2018までとMaya2019以降で、トランスフォームを元に変更されるShape名の法則が変わっているようで、
数字の頭に0が存在する場合、
Maya2018まで
pSphere001 > pSphere00Shape1
Maya2019以降
pSphere001 > pSphereShape1
となります。その辺も考慮してMayaバージョンを確認し、この法則に従ってリネームします。
注意
インスタンス化されたTransformや、子に複数Shapeが存在すると、実行後リネーム結果に変更がなくとも、選択状態になります。
(それ以外は変更されたものだけ選択状態を保つ仕様)
AriRenamer更新
おなじみ(?)リネームツールAriRenamerの機能項目に、Maya2019以降の法則でShape名を変更する項目を追加しました。

他にもちょっとUI変更しました。
ダウンロード
こちらからダウンロードいただけます。
Download
AriRenamerはこちらから
AriRenamer
つぶやき
AriRenamerにも、Shape名を編集する機能はついていたのですが、手順多く気づかれにくいところもあったので、ワンボタンでお手軽なもの作りました。
tag : Maya, MEL, データ管理, リネーム, AriRenamer, AriRenameShapeDefault,
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