【MEL更新】ピボット制御MEL ローカル空間に対応&疑似マニピュレータ

![]() | AriSetPivot |
ピボットの位置を中心にしたり、端っこにしたり、今マニピュレーターのある位置にしたりするMELの更新です。
今までワールド空間でしか設定できませんでしたが、ローカル空間に対応しました。
また、ちょっとテスト的なのですが、直感で移動できるように疑似的なマニピュレーター機能を付けてみました。
更新
ローカル空間に対応
Local にチェックを入れると、
XYZのMaxMinとCenterをローカル空間の座標値で判断します。

オブジェクト自身や、親が回転しているときに便利です。
グループに対して行った場合、子の座標を全てチェックして、目標の位置を割り出します。

頂点数が多いと重くなるので注意です。
疑似マニピュレーター機能追加
ちょっと試験的ですが、
オブジェクトを選択した状態で、ピラミッド型のアイコンをクリックすると、
XYZ MaxMinの位置にそれぞれにピラミッドが6個出現します。

ピラミッドを選択すると、その位置にピボットが移動します。
もう一度ピラミッドのアイコンを選択するか、他のオブジェクトを選択すると消えます。
こいつらの実態はマニピュレーターではなく、単なるコーンオブジェクトです。その証拠にアウトライナーにも出現してます。
ジョイントなど選択の優先順位が高いものがあると、そちらが選択されてしまうので、注意してください。
あと、特定のビューのシェーディング設定によっては色が出ないです。
バグ修正
複数オブジェクトのコンポーネント選択時、2個目以降の座標が正しくなかったので修正しました。
ダウンロード
ダウンロードと詳細はこちらからお願いします。
【MEL】ピボットをマニピュレータの位置にする等のピボット制御
つぶやき
ローカル空間は複雑で厄介ですね。グループの子の座標で計算とか特に。なのでローカルかつグループに関しては、結構力技でなんとかしてるところがあります。
ピボットを端に設定する際、どうしてもXYZ MaxMin ボタンだと毎回直感ではどのボタンかわからず、迷ってしまいます。
それはUIとしてはダメだと思うので、何とかならないかと考えていたのですが、今回の疑似マニピュレーターを思いついたので試してみました。
マニピュレーターのUIを作成する技術なんてないので、オブジェクトを配置するという原始的な方法ですが、使い勝手はさてどうでしょう…。
あとTopの動画、最初伝えたいこと詰め込んだらかなり長くなっちゃったので、超短縮版なんですよね。
フルはこちら。

こういうの油断してると長くなってしまうので気を付けないと。
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