【MEL】オブジェクトを意図したサイズにスケール

![]() | AriReFreezeScale |
「何倍にスケール」ではなく「何cmにスケール」というように目標のサイズを入力してオブジェクトやコンポーネントをスケールすることができるツールです。
起動
AriReFreezeScale を実行するとウィンドウが開きます。

現在サイズ確認
オブジェクトか、コンポーネントを選択すると、そのバウンディングボックスのサイズが表示されます。

オブジェクト選択時

頂点選択でパーツ単位の選択でもOK
目的のサイズ入力
目的にしたい距離がわかっている軸を一つ絞り、その軸の欄に距離を入力します。

この机の場合、高さを70cmにしたいので、Yの欄に70を入力。
スケール変更実行
先ほど入力した軸の欄の、「XYZ」ボタンを押すと、3軸すべてのスケールアトリビュート値が変更されます。
この時点では、オブジェクトの見た目に変化はありません。値が入っているだけです。

「Unif」ボタンは、均等スケール。「X」「Y」「Z」ボタンは、その軸のみスケールします。
※得たい結果にもよりますが、元々のスケール値に別々の値が入っていて、均等スケールを行う場合は実行前にフリーズをお勧めします。
スケールを1にする
「Scale 1」 を押すと、アトリビュートのスケール値を1にすることができます。(直接入力でもOKです)
そうすると、オブジェクトが先ほど入力した目標のサイズになります。

3軸個別に指定
3軸とも、目的の距離が決まっている場合、全部の軸の欄に入力し、グレーの「XYZ」ボタンを押すと、
入力軸すべてのスケールが適応されます。(「X」「Y」「Z」ボタンを3つ押した結果と同じです。)

XYZを全部100cmにして実行。「Scale 1」ボタンを押した結果。
元の値をそのまま目的の値にコピー
「>」ボタンを押すと、BaseSizeがTargetSizeにコピーされます。


別のオブジェクトを同じサイズにするとき等に使えるかもしれません。
注意
・アトリビュートにアニメーションがついていたり、ロックがかかっているとエラーになります。
・複数オブジェクトを含んだグループに対しては、数値などまだうまく表示されません。
更新
2021/01/11 更新
・コンポーネント単位でスケールできるように等。
ダウンロード
ダウンロードはこちらからお願いします。
Download
つぶやき
ずっとほったらかしだった、AriReFreezeScaleのリニューアルです。
使いにくかったので、大きく仕様変更しました。
本当は、回転値を戻すAriReFreezeRotateや、移動値を戻すAriReFreezeTranslateが、そうであるように、
実行直後の見た目は変わらず、スケール値を1、に戻したとき、ちょうどいいサイズにすることが目的になりますが、
1に戻さないような使い方はあまりしなさそうですね。
スポンサーリンク