【MEL更新】ローカル軸(親の軸)を基準にパーツ個々をミラー

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ワンボタンでミラー化を行ったりして、シンメトリーのオブジェクトの編集を楽にするツールの更新です。
今までオブジェクト自身の軸を基準に対称化を行っていましたが、ローカル軸(親の軸)を基準にミラー化できるようにしました。
ピボットの位置や、トランスフォーム情報もできる限り残します。
オブジェクト単位のパーツを、対称の位置に配置したいなんて時に使えると思います。
おさらい
ボタン一つでオブジェクトの半分消したり、ミラーを作成できたり、UVもミラーしたりできます。


更新
ローカル軸(親の軸)でコピー
「Mirror」ボタンの上で 右クリック > 親座標を基準にミラー(Mirror From Parent) を実行すると、

選択したオブジェクトをローカル軸を基準にしてミラーコピーします。

ローカル軸基準なので、親グループが傾いていたり、ワールドの原点付近にいなくても大丈夫です。
アウトライナ
オブジェクトは同階層にディプリケートされます。

UV
UVは性質上一部機能しないものもありますが、UVの設定どおりコピーされます。

スケール値のフリーズ再設定
仕組み的にミラー化は、スケール値をマイナス掛け算することで行っています。
ScaleReFreeze にチェックを入れると、コピー前の値と同じスケール値になるようにフリーズして再設定します。


マイナスのままにしたかったり、オブジェクトが複雑で、結果が意図しない状態になった場合、OFFにしてみてください。
グループに対してONで実行した場合、グループ自体の値は保持されますが、子のスケール値は1になります。
その他調整
・UVの中心軸の値を入力できるようにしました。
・英語版で起動すると、UIが英語になるようにしました。
・他微調整

軸の方向変更
(追記)
ミラー後、軸の方向が気に入らない場合、AriReFreezeRotateで変更させることができます。
こちらに使い方、更にその先のリンクからダウンロードできます。
【MEL】ピボットの回転

ミラーツール自体に組み込んだ方がよかったかもしれないですね。
次の更新までに考えておきます。
Download
詳細とダウンロードはこちらからお願いします。
【MEL】オブジェクトのミラーを作成(UVも同時にミラー)
つぶやき
ある日、自分の作業中ほしくなったので実装しました。結構使います。
途中、コピー先のオブジェクト名をL_からR_にリネームとかできたらいいかなとか気づいてしまいましたが、他色々やれることはあると思うので、機会があれば実装します。それまでリネームは、リネーマーでお願いします。
半分削除のように、ローカル軸でミラー配置したオブジェクトを消したいとかもありますよね。仕様が複雑になりそう・・・。
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