【MEL】アニメーションの移動値を現在の座標に再設定

![]() | AriResetAnimationPosition |
移動アニメーションをつけてしまったオブジェクトを別の位置に移動できます。
(距離を計算して移動アニメーションカーブをオフセットします。)
またグループへ出し入れの際、位置を変えたくない場合にも使えます。
(さすがにグループの回転とかは駄目ですよw)
使い方
例えば、原点から移動するアニメーションを作ったとします。

やっぱり別の場所にしたいと思ったとき、移動できるには出来ますが、タイムスライダを動かしたりすると、元のキーを打った位置に戻ってしまいます。

そこで、移動したい場所に移動させた状態でMELを実行します。
すると、そこを基準にアニメーションするようになります。

キーの座標と現在の座標のを比較して、移動カーブを丸ごとオフセットしている仕組みです。

移動値の入ったグループに出し入れするときも、グループ化した瞬間はオブジェクトがその場にいてくれるので、
直後にMELを実行すれば、その場でアニメーションしてくれるはずです。
もちろんですが、グループにアニメーションが入っていたり、アニメーションでなくとも、回転値、スケール値が入っているものにはうまくいきません。
よかったらこちらからどうぞ
Download
追記:2016/10/16
移動だけでなく回転拡大に対応したMELも公開しました。
こちらからどうぞ。
![]() | AriResetAnimation |
つぶやき
アニメーションですが、ついでの作業で結果がよければOK!みたいな力技でその場を乗り切るような感じのものであれば、仕事でも経験は一応あります。しかし、しっかりと仕様が切られたものはないので、どういう状態のデータが理想なのかとか、細かいテクニックも含め、きっと常識を知らないと思います。
前回追加したフリーズの機能と今回の機能は、そんな中でも自分なりにキーの値が気持ち悪かったり、作業しやすくするために作ったものなので、アニメーションで仕事をされている方からしたら、こんなの必要か?ともしかしたら思われるかもしれませんが、勇気を持って公開してみました。
何か思うところありましたらご教授ください。
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